IKUKOのコラム 〜コロナウイルスから守る〜vol.2

IKUKOのコラム
〜コロナウイルスから守る〜vol.2

 ビューティーマネージャー
IKUKO

 

本物の香り天然香料HE(part 1)

天然香料と書かれてある化粧品が最近ではやたらと多いのですね。

前回なぜ手指をいわゆる一般のエタノールを使用を控えたのか、もう一度おさらいしてみます。

※1日に数えきれないほど手指消毒をしなければならないとなると一般のアルコール70%以上では皮脂を取られ過ぎて手荒れで触人としての仕事(志事)特にフェイシャルエステに差し支える

あと、隠れた信条がこれに付け加わります。

環境全てにおいて『知足共生』であること
又はそのような世界であって欲しいという願いもあります。
早くCOVID-19を恐れない日を願うばかりです。

さて、天然発酵エタノールに含まれた本物の香りHEの話です。

一体 香りの正体は?

一言だと、“芳香分子”からなるものでしょう

人の臭覚と味覚は化学的な反応を常にしているのですが、現在ある匂いは天然由来の香りと合成(石油系)の香りに分けられます。
最近は年々天然香料の価格が高騰していると聞いております。
薔薇の精油5mlでだいたい25000円前後の値段です。

香りとしては(意図的に使用する)
植物から抽出された香り→天然香料
香り→精油 アロマ 植物そのものの本性、本質と思っていただけるとよいです。

正体は芳香分子の集合体となっています。

アロマはいわゆる油ではないです。水には溶けず水より軽く水面には浮きます。脂には溶ける性質はあります。個性が強すぎてアロマは希釈しないと人には使用できません。 毒にも薬にもなり得ます。

天然の化学物質である有機化合物が数十から数百種類集まっている中の有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質が精油といわれています。
※有機化合物とは炭素原子を含む化合物 C

この有機化合物が精油の香りの働きに影響を与えます。

例)アルコール類 アルデヒド類
ケトン類 エステル類 フェノール類 炭化水素類

精油の特性
①芳香性 香りを持つ
②揮発性 空気中で蒸発する
③親油性、脂溶性 水より軽く水には溶けにくいが油にはよく溶ける
④成分が濃縮されている
⑤様々な効用を持つ
⑥天然の物だが100%安全ではなく毒性を示すものもある

そしてその植物全体に均一に含まれるものではなく花 葉 果皮
樹皮 根 種子 樹脂などから抽出されています。特別な分泌線で合成されて小さい袋状の油胞に蓄えられています。

FACEがヘッドスパやフェイシャルで使用する精油の香り【HE】

出来る限りメディカルアロマに近い形で安全に効果をという事で
HEを探してたどり着いた商材です。

香りは合成だろうが天然だろうが、分子量が100〜300という比較的小さい分子の為、皮膚から入り込み毛細血管に行き全身をくまなく巡るので、(分子量500以下)
化学的な物質が入ると体外に排出されるまで時間がかかります。解毒するのに、肝臓が忙しいことになります。

という事で合成の化学物質をわざわざ香りとして取り入れず本来の代謝がどこにも負担をかけず、各、精油の香り本来の働きが楽しみながら身体の隅々まで届くならば天然の純粋な香りを取り入れた方がよいですね。

この代謝をスムーズに妨げない香りは
①皮膚から経皮吸収
②口から経口
③鼻から吸入

として体内に。

塗布後20分で血中に見られ、30分後に最高に達し、90分後には体外に出ていきます。

塩田清二著 香りはなぜ脳に効くのか NHK出版より

 

本物の純粋な香り【HE】
1 植物からの精油の抽出方法により成分が変わるおそれがありますのでこれが大切になります

主な抽出法
①水蒸気蒸留法
②圧搾法

2 品質
使用する精油で最重要なのがもちろん品質です。気をつけるのは
①不純品
②混合品

以上のように品質と抽出法が証明されているもののみが
【HE】
本物の証と言います。

また先程述べたように純粋ですから毒性もありますが、その成分を除いている製品を私たちFACEは選んでいますのでご安心下さい。

なんとも香りは身体に影響する奥深いものですので、更に次回に持ち越しで参ります^_^

 

Ciao